むしめがねとか。
なんというか
こういう細かい背景を書く時は
目がチリチリしてきますね。
完全にドライアイなってるんじゃないかなって思います。
けれども手は抜きません。
シンプルな動物になるとなおさら書き込む人間です。
シンプルの良さっていうのは何処へやら。
周りが雑然としているからこそ、シンプルがよく際立つんだと思います。
その雑然は、散らかっているだけでなく、音や、光や、風であったり、温度だったり。
エネルギーの感性ってやつです。
はい、フサホロホロチョウさんです。
そういえば、映画を一つ見まして。
「永遠の門」っていう画家のゴッホの一生の映画。
私は、画家の熱い魂に共感しました。
言葉に表現するとすっごく平べったくなるんですが、言葉以上に表現したいものがあって、そこを汲み取らないと、この映画は難しい。
まぁ、画家を知らないと「ただの秋の日の晴れた日の気持ちいい映画」って思う感じでしたね。
何しろ、手が空いた平日の昼間にいったもんだから、周りがお年寄りが多い(笑)
このお年寄りの大半は「わかってない」だろうなぁなんて思いながら、狭っこい映画館のど真ん中で、ただ一人あつ〜くなっていました。
いやもう、アルルの人にいじめられるのとか、一人でうるうるしてました。死んじゃった時なんかもう・・・(→画家と画家をわからない人の熾烈な争いという点で応援してしまうくらいに)
視野面でも画家の見る世界もはっきり描かれていました。ほんとにそう見えるんです、としかいえないです。